イソギンチャクイメージ

アクリル水槽フランジ修理のご依頼を頂きました。

この度は、アクリル水槽のフランジ修理のご依頼を頂きました。

まずは、フランジが何かと言う事ですが、アクリル水槽では、水圧により水槽が破壊しない様にフランジと言う補強が奥行き方向に入っています。

フランジの本数に関しては、水槽の幅によって異なりますが、弊社では60センチ間隔でフランジを入れていきます。

 

ご依頼頂いた水槽は75cm間隔でフランジが入っており、またフランジの幅も細かった為、水圧に耐得られず割れてしまったと考えられます。

フランジが割れてしまうと、水槽自体が水圧に耐え切れなくなり破壊されます。

今回は、幸いにも水槽の破壊につながる前にご対応できましたが、極めて珍しいケースですので、アクリル水槽をオーダーメイドで製作する場合は、コストが少し掛かってもしっかりとした物を選択する事をお勧めします。

水槽の破裂は考えただけでもゾッとします。

 

 

 

皆様が考える以上に水圧には力があります。

この様に幅80mm暑さ20mmほどのアクリル板を引きちぎります。

水圧で水槽が膨らんでしまっているため一度水を全て抜き、水圧をゼロにします。

 

 

ハタガネで膨らんだ水槽を元の位置に戻し、割れたカ所にアクリル板を当て溶剤で接着していきます。

溶剤で当て板がくっ付きましたら、さらにボルトで固定し完成です。

 

 

このような感じで仕上がりました。

 

弊社では、フランジ修理のほかフランジの補強も行っております。

フランジにご不安がある方は是非お問い合わせください。