イソギンチャクイメージ

アリゲーターガーが水槽内で産卵しました。

こんにちは。

本日、パソコン内の写真整理をしていた所、発見されました珍しい物をご紹介いたします。

2年ほど前の写真ですが、ブログに載せようと思い写真を撮ったのでしょうが、載せた形跡が無いので

恐らく忘れてしまっていたようです。

 

それが、アリゲーターガーの産卵です。

 

このアリゲーターガーが産卵をしたガーになります。

あまり大きくなり過ぎないように餌は控えめに与えていました。

その割には、お腹が肥っているなぁと思っていました。

まさか卵を持っているとは思いませんでした。

それに加え、メス単体で産卵する事も、水槽内で産卵する事も初めて知りました。

 

ガーを専門に飼育されているマニアの方にとっては常識なのかもしれませんが・・・。

 

まだまだ驚かされる事は沢山ありました。

その1つが卵の数です。

とにかく多い!

この数どうですか!?

幅3m奥行90㎝一面にこのボリュームで産んでいました。

粒の大きさも大きい!

 

卵の量も去る事ながら、卵の性質にも驚かせれました。

とにかく粘着力が強い!

ソイルの上に産み付けられたガーの卵は、卵の粘着力で団子状になっていました。

写真では分かりずらいですが、野球ボール2個分ほどの大きさの塊になっています。

水草に付着した卵は、水草から取ろうとしても粘着力が強く、取れる前に卵が割れてしまうほどです。

 

このガーの卵をどうしたかと言うと・・・

 

強力な粘着力のおかげで取り除くことが出来ませんので、腐らせ、水中に溶け出した卵を水換えにより水槽外へ

出すと言う方法で綺麗に致しました。

水量約2トンの水を1週間で3回交換しました。

自然の事なので、産卵を制御するのは難しいですが、もう産まないでほしいと願います。

 

今回は無精卵でしたが、複数のガーを混泳させていて、仮に受精してしまったら、それはそれで恐ろしいです。

 

現在、ガーの販売・譲渡などは禁止されています。

飼育するにあたっても許可が必要になります。

万が一、ガーの受精卵が孵化してしまったら、おそらく全て殺処分になると思いますが、とりあえず

地域の環境事務所に確認をとる事をおすすめします。